レクチャ−
ここでは、サバイバルゲームに役立つ基本的な事を一部だけ公開しています。
御質問等、承りますので掲示板、またはメールでお願いします。
講習も行っています

握り方

ハンドガン

銃を正しく持たないと、銃が安定せず、当たる物も当たりません。地味なことかも知れませんが、一番重要な事だと私は考えます。

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親指と人さし指の谷間にグリップを合わせます。親指と人さし指で挟むようにして保持し
グリップを握ります。
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親指を重ねる握り方。親指を重ねない握り方。
重ねる/重ねないは、
自分の楽な握り方を選択して下さい。
右手は力を入れずトリガーを絞る事に注意し、
左手で包むように握って下さい。
その方が無駄に力が入らず狙いやすいと思います。

構え方

ハンドガン

ハンドガンでの構え方で基本は「ウェーバー」、「アソセレス」の2種類になります。どちらも、ケースバイケースで使う時があるので両方覚えていた方が良いでしょう


ウェーバー

ウェーバー
横から見た時正面から見た時

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(1)ウェーバーは図で分かる様に、左側に対して急な動きが不向きです。

(2)正面に対して半身に構えるので、正面から見て、見える面積は少く被弾率は低いです。


アソセレス

アソセレス
横から見た時正面から見た時

(1)アソセレスは図で分かる様に、正面で構えるので左右対して急な動きに対応できます。

(2)正面に構えているのので、見える面積は大きく被弾率は高いです。

カービン、SMG等の構え方

立つ(スタンディング)、しゃがむ(シッティング)、寝る(プローン)の基本3種類になります。

スタンディング

軽い前傾姿勢を取る事が重要です
ハイニーディング

立て膝撃ちです、左膝前に左肘を着けます
ローニーディング
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立て膝撃ちの状態から更に低くした構えになります
プローン

伏せ撃ち
モデファイリングプローン

ニーディングからより低くした構え

サイティング

ハンドガン

上の図のようにリアサイト、フロントサイトを合わせます。

目標物に対して、上の図の様に狙うのが基本になります。

カービン、SMG等

アイアンサイトで狙う場合下の図のようにアイアンサイトを合わせます。

M16系MP5等

光源と影の関係

光源(太陽等)からの光でアイアンサイトの影が出来ます。サイトが影で膨らんで見えるのでそれを考慮してサイティングします。

スコープでのサイティング

真直ぐスコープを覗く事が基本となります。

上の図はスコープを真直ぐに覗いていないため、スコープ内に影が出来てしまった図です。

この図のようにスコープ内に影を作らず覗くのが正しいのぞき方になります。

スコープでサイティングしている時、正しい構えが出来ていると、左の図のように目標物が呼吸によって真直ぐ縦軸に動きます。出来ていないと右の図のように斜に動きます。

狙いをつける時(サイティング時)、落ち着いて狙いをつけられない時があります。そんな時は、人さし指で目標物を指す気持ちで構えましょう。伸した人さし指の向きが銃口の向きになりますから、日頃、目標物を指す練習をしてると、いざと言う時に大変、役立ちます。


アンブッシュ(待ち伏せ)での注意点

1) セーフティーを掛けたままにしない

2) しつこく狙わない

3) 位置につく時に足跡等を残さない

4) みんなで同じ目標を狙わない

5) 射撃開始が早すぎる

6) 貧しい観察力(敵の気配を察知する前に、敵が来てしまう)

以上の6項目はアンブッシュ(待ち伏せ)で注意しなければいけない点です。

移動時の注意

普通に移動する時は2名以上で移動するのが良いでしょう。4名くらいで移動できるのがベストです

移動中はヒットされる確率が高いです。この確率を下げるには移動方法を考えなければいけません。

  ではどうするのか?

移動中は中腰等の姿勢を低くすることが重要です。

   何故、低くするのか?

低い姿勢であれば相手から見える面積が小さいからです。交戦地域に近ずくほど低い姿勢になります。

フォーメーションパターンを少し紹介します、サバイバルゲーム用に4名で設定してます。

1)シングルファイル2)ダブルファイル

1)シングルファイル:基本的な形でチーム全体の動きを隠したい時に適した隊形、正面からの攻撃が弱く、正面を攻撃するのも難しい。

2)ダブルファイル:周辺を確認でき、お互いの動きも確認できる、敵の攻撃に対して密集隊形なので的になりやす。

3)ダイアモンド

3)ダイアモンド:全方向に火力を向けられる隊形、やはり密集隊形なので的のなりやすい。

4)エクステンディッド

4)エクステンディッド:襲撃、撤収時に使われる隊形、全面に火力を集中させる。

5)エッジ

エッジ:ポイントマンを先頭にさせ、ゲームではバランスの良い隊形だと思います。


移動速度
移動する速度は緩急をつける事が良いでしょう。
開けてる場所を移動する時は速く、狭い場所を移動する時はゆっくりとが基本となります。
索敵しながら移動ではゆっくりが基本となります。
以上が基本となりますが、個々のプレイスタイルや役割で動きかたが変わってきます。
サバイバルゲームではアタッカー、ディフェンダー、スナイパーの3種の役割に分かれます。

役割とは?
アタッカーは相手に攻め入る役割、ディフェンダーとはフラッグを守る役割、スナイパー とは隠密行動で攻め入る又は防衛する。
準銃刀法の施行によりマズルパワーが全て同じになり実銃での役割りと同じ事は無くなりました。
アタッカーはスタートダッシュで深く敵陣に入りこみ、敵側のアタッカーと戦闘をし自陣に入り込ませないようにします。
機動力を活かすためにハンドガンでアタッカーをする人もいます。
ディフェンダーは自チームのアタッカーを切り抜けてきた敵アタッカーを倒す。
スナイパーは隠密行動で攻め守りの両方又はどちらかで行動します。 フルオートで撃てる銃でスナイパーを行う人は前戦に出るのが多いようです。
M60、MINIMI等の支援火器を使うガンナーもいます。
装弾数が多いのでアタッカーのバックアップ、ディフェンダーで弾幕を張り足止め等を行います。


HOP調整
HOPとはBB弾に縦の回転をかけて、飛距離を出す事で野球のストレートボールお同じ原理です。

HOPを使わなければ上図のように自重落下ですが

掛けることにより上図のストレートに近い弾道になります。

HOPをかけ過ぎると上図のように山なりになります。
BB弾が発射された時、空気膜に包まれて発射されます。
  空気膜のスピードが落ち始めBB弾が空気膜から外れた時にBB弾の回転によって揚力が生まれ飛距離が伸びるわけです。


HOPを最大にして射程を最大にしても弾道が山なりでA地点は当てれるが、
B地点では HOPが掛かり上昇して当たらず、C地点で落下する。
飛距離では無く、なるべくストレートにするHOP調整をして下さい。


光学機器について

スコープやドットサイトを30mでゼロイン調整したとします。
30mではポンイトに当たりますが、それ以上又は未満ではAの差が生まれポイントからズレます。
光学機器が水平ではなく角度がある為で仕方がありません。
銃口に対して水平で調整すればBの差が生まれ常にズレてる状態になります。それを理解して使いましょう。
20mなら少し下を、40mなら少し上を狙う様にすれば、その辺りに着弾します。
これで当てれる確率は上がりますが、射撃姿勢が出来ている事が条件です。
光学機器に頼り切ってしまうと光学機器が使えなったときに当てられません。正しい射撃姿勢を身に付けましょう。

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